プロフィール

びのンターテイメントにするリスマーティスト

野 努(うの つとむ)

・健康経営アドバイザー(認定番号3005196)

・人材育成コーディネーター(講師)

・元神奈川県教育委員会教育局生涯学習審議会委員

・元神奈川県平塚市社会教育委員

ひらつか市民活動団体「こころをつなぐ平塚」代表

 

 企業研修や大学キャリア教育、家庭教育講座など、社会教育/生涯学習のコミュニケーション講師で培ったノウハウを、企業コンサルティングとメンタルマネジメントに活用し、学びをエンターテイメントにしたセミナーや研修は、参加型講義で、 笑いあり、涙ありの温かい空間を作り出し、ポイントを押さえたプログラムがとてもわかりやすいと評判。
  カウンセリングを通しての様々な実例をもとに構成された各種プログラムは、全てにムービーを使用したカリスマ研修(コンサルティング)アーティスト宇野努のオリジナルコンテンツで、専門家と組んだ講演会やセミナーも行っている。 安心安全に生活でき、笑顔になれる地域とコミュニティー作りを目指している。

書面プロフィール

書面プロフール(宇野努)
書面プロフィール2021.2月更新.pdf
PDFファイル 222.6 KB

※書面プロフィールは、ご自由にダウンロードしてご活用、ご覧ください。

宇野努(うのつとむ)のストーリー

実家の庭にて
実家の庭にて

 私が‘子育てコーディネーター’として、ここラボの活動を始めたきっかけは、離婚をして子どもとの交流ができなくなったことからです。
 
 幼少の私は、泣き虫で家が一番好きなおとなしい子どもでした。小学校3年生の時にクラスでリレーの選手に選ばれ、その頃から自分をアピールできるようになってきたのだと思います。その後、中高一貫教育の附属私立の男子校に進み、そのまま附属の大学に進学し留年することもなく卒業しました。子どもの頃からスポーツが好きで小学校では、水泳と剣道、中学から大学まではテニスをしていて、現在も月に数回テニスで汗を流しています。
 
 大学卒業後、当時の就活は売り手市場だったこともあり、大学で学んだことを活用することもなく、興味のあった服飾関係へ就職を決め、きっと両親も、子育て終了と言う感じで、ホッと一安心したことでしょう。今思うと、とても平凡な学生時代で無難に過ごしたと思っていますが、充分な教育と環境を与えて育ててくれた、両親への感謝の気持ちで一杯です。
  
 その後、社会人になってから今日に至るまで両親に気苦労をかけるなどとは、当時の私は夢にも思っていませんでした。
 
 私は30歳で結婚し、神奈川県平塚市に居を移し新生活を始めました。 そして出会ったのが、ビーチバレーと言うスポーツでした。年令性別職種関係なく毎週末、仲間とビーチバレーを楽しんでいました。いつの間にか、夫婦生活よりも友達と交流することを優先した結果、初めての離婚を経験することになりました。
 
 子どもはいませんでしたので、独身に戻り、気ままに暮らしていました。そして40歳の時に、母が私の結婚をする夢を見たそうです。そしてそれが正夢になったのです。可愛い子どもも授かりました。しかし、日々の生活の中での気持ちのすれ違いが次第に大きくなってしまい、離婚することになってしまったのです。離婚は選んだ事なので後悔はありません。ただし、子どもと会えなくなることは私にとっては想定外でした。
 
 家裁に面会交流の申し立てをして調停をしました。調停不成立で審判にする方法もありましたが、私は子どもの成長記録を年4回送ってもらうことで和解することを選択しました。それは調停でとても嫌な思いをしたからです。調停中は、人として人を誹謗中傷する、されることによる悲しさや苦しさを感じたからです。そんなことをする為に今まで生きてきた訳ではない・・・そんな思いがとても強かったのです。そして、子どもに会うことができないのならば、自分の子ども以外の子育てに関わろうと言う気持ちになったのです。
 
 私は二度の離婚を経験して、とても大切なものを拾うことになりました。「なにを拾ったの?」とみなさんは、私に尋ねられます。それは、「人の感情はどうして様々に変わるんだろうか?」「もっと気持ちが解り合える方法がないものだろうか?」と言う‘問い’を拾ったのです。その‘問い’は、私にとって‘ここラボ’と言うプレゼントになっていくことになります。
 
 ちょうどその頃、弟の紹介で出かけた心理学セミナーで、「他人と過去は変えられない、変えられるのは自分と未来だけ」と言う言葉に感銘を受けました。そして、無難に過ごしてきた学生時代の時より真剣に、今の自分に必要だと思う学びを続けることで、たくさんのご縁をいただくことになります。
 
 勉強していく中で、「人を幸せにするコミュニケーションの仕方ってどんなものだろうか?」「人と人との楽しい繋がりを作る効果的な方法はないものだろうか?」など、拾った‘問い’が広がっていきました。
 
 コミュニケーションと言う誰もが成長過程で自然と身に付けていく交流方法が、人によってそれぞれに違います。人は色々な感情や価値観、観念がどのような環境で、またどのような空気を吸って来たかにより、形成されることに気づかされた時、私が進む方向性が決まりました。
 
 「私たちの子孫に良い世界を残したい」「子どもたちの笑顔がいっぱいの世界にしたい」その子どもたちの笑顔を作るには、まず、私たち大人が笑顔でいることだと思います。
 子どもは、家庭の空気を吸って成長していきます。子どもは、環境の空気を吸って発達していきます。家庭や環境の空気を作るのは大人の役目です。
私たち大人の笑顔が作る空気は、子どもたちに希望と活力を与えます。このような理念の基、‘ここラボ’(子ども子育てラボラトリー)をスタートし、現在は「一人ひとりの個性を未来に繋げるために、複眼思考と気づきの学び」を伝えることをミッションとした人材育成コーディネーターとして、集い・学び・繋ぐをベースに、安心安全に笑顔で暮らせるコミュニティーをつくることに汗を流しております。

 

                 ここラボ代表 宇野 努(うのつとむ)